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(出産後の骨盤の痛み・骨盤矯正)

IMG_488330歳、会社員

既往歴:特になし。

 

体験談:

妊娠中は悪阻もなくトラブルはなかったのですが、産後すぐの頃から腰痛に悩まされていました。しかし、産後だから仕方がないと思い骨盤ベルトをして様子を見ていましたが、2ヶ月経っても腰痛が治らず授乳の際に座ると恥骨が痛むようになり、疲れると耳鳴りまでするようになってきて、治療をお願いしました。
1回の施術でその日の夜の授乳から恥骨の痛みがなくなり気がついたら耳鳴りもなくなっていました。

治療中も少しずつ骨盤がほぐれていくような感じで下半身が暖かくなる感触がありました。

産後の骨盤矯正をしっかりしてもらえて良かったです。産後のトラブルで悩んでいる方にはオススメです。

また何かあればお願いしたいと思います。

 解説:
この方が来られたのは産後2ヶ月の時でした。
主訴としては産後から骨盤や肩の痛み、耳鳴りがあるとのこと。
お身体を診させて頂いて驚いたのですが、骨盤に「片側前方サブラクセーション」という珍しい病変が起きていました。
骨盤は仙骨、腸骨、恥骨、坐骨、尾骨という5つの部位に大きく分けられるのですが、出産時はこの中でも特に仙骨と腸骨の間の仙腸関節や恥骨同士を結んでいる恥骨結合という部分が大きく開くことで赤ちゃんが出てきてくれます。
もちろん、それは生理的なことですので通常であれば全く問題ないのですが、この方の場合はこの仙腸の左側が過剰に前方に行ってしまっておりサブラクセーション(カイロプラクティック用語での亜脱臼)が起きていました。
これにより、仙骨が捻れて、その上にある脊柱も捻れ、その中を通っている脊髄硬膜を介して頭蓋まで捻れたために骨盤だけでなく肩の痛みや耳鳴りが出ていると考えました。
この「片側前方サブラクセーション」という病変は通常正面衝突の様な交通事故の際に、ぶつかった衝撃で身体は前に行こうとしているのにシートベルトで骨盤だけ固定された場合などに起こります。
もちろん、最近交通事故はしていないとのことでした。

で、お話を伺っていると、出産の時、始めは助産師さんに骨盤を押してもらっていたそうなのですが、あまりに痛みが強かったので、骨盤を押す役目を助産師さんから立ち合っていたご主人に変わってもらったとのことです。
そして、そのご主人に思いっきり押してもらう様に言ったと仰っていました。

そのご主人というのがラグビーで学生時代に日本代表候補になるほどの体格の良い方なのです。

ご主人に伺っていると、
「妻の言う通りに押していたけど、途中で骨盤が奥に行っちゃう様な感覚があった。」
とのこと。

元々、出産時は骨盤が開きやすくなります。
その状態で過剰な外力が加えられたことでこの様な病変が起きたのだと理解しました。

施術としては、片側前方サブラクセーションの矯正を行い、脊髄硬膜を緩めていきました。

すると、左足に久しぶりに血が通った感じがすると仰られ、それから骨盤や肩の痛み、耳鳴りは出ていないそうです。

産後は骨盤ベルトなどで骨盤の固定を勧められますが、うちに来られる患者さんの中でも歪んだ状態のまま固定してしまい何十年間も色々な症状に悩まされておられるお母さんが度々来られます。
もし、骨盤を固定されるのであれば一度きれいに整えてから行うことがおすすめです。

それにしても、普通片側前方サブラクセーションの様な病変になられた場合、痛くて歩くこともままならないことが多いのですが、この方は普通に歩いて来られました。
やはり、母は偉大です。